こんにちは。あーちゃんです(^ ^)/
NHKのドキュメントで、青森ねぶた祭のねぶた師「北村春一」さんが密着取材され、青森ねぶた制作の舞台裏が放映されます。
青森ねぶた祭りのため、美人ねぶた作りに情熱を注ぐ北村春一さん。
北村春一さんがどんな経歴を持ち、彼が作るねぶたへの評価はどうなんでしょうか。
春一さんを支える妻の登志枝さんや子供、ねぶた師の父親についても気になります。
ドキュメンタリー番組の中では、夫婦でぶつかり合ったり、途中で体調を壊すなどトラブルが多発する中、夫婦の絆を深めていく様子が放映されます。
ラッセラー!ラッセラー!の掛け声が聞こえてくるようです。
放送当日がとっても楽しみですね!!
最後までお読みいただけると嬉しいです(^ ^)/
ねぶた師「北村春一」の経歴と評価!NHKドキュメンタリー
ねぶた師「北村春一」の経歴とプロフィール!
- 1981年
ねぶた師「北村蓮明」氏の長男として生まれる。 - 専門学校を卒業後、就職。
- 再就職先で東京に3年間の転勤となる。
- この間に改めてねぶたへの思いを熱くし、父と同じねぶた師の道を歩む決意をする。
- 2007年
父、北村蓮明氏に本格的に師事。 - 2011年
大型ねぶたを制作し、青森ねぶた祭りにデビューする。
ねぶたには
それぞれストーリーがあります。
その人物や背景に興味が湧くような
「ドラマティックねぶた」が
今後の私のねぶたのテーマです。
2011年にデビューし、
初めて自分で制作したねぶたの運行を見て、
沿道で見ている皆さんの沢山の笑顔が
一番嬉しく思いました。
あらゆる角度から楽しめるねぶた作りを
心掛けたいです。
ねぶた師「北村春一」の評価と作品紹介!
正義の神 阿修羅の怒り(2011年)
阿修羅は帝釈天が主である「忉利天」に住んでいた。
〜オフィシャルウェブサイトより引用〜
正義を司る神といわれ、一方帝釈天は力を司る神といわれる。
阿修羅には「舎脂」という美しい娘がおり、いずれ帝釈天に嫁がせたいと思っていた。
しかし、力ずくで奪われた為激怒し、帝釈天に戦いを挑むことになった、正義の神ゆえにいくら帝釈天でも彼の行為を許せなかったのである。
ねぶたは阿修羅が帝釈天と戦う「修羅場」の場面であり、厳しい世相に懸命に立ち向かう現在の社会と相重ね、明るい未来が訪れることを願っているものである。
弁慶の祈り(2012年)
平家追討に功績をあげた源義経だったが、兄の頼朝に疑惑を持たれ鎌倉方から追われる身となり、弁慶らと供に西国へ逃れようと摂津の国大物の浦へ到着した。
〜オフィシャルウェブサイトより引用〜
義経一行が海上に出るや否や突然暴風に見舞われ、波の上に壇ノ浦で滅んだ平家一門の亡霊が姿を現した。なかでも総大将であった平知盛の怨霊は義経を海底に沈めようと薙刀を振りかざして襲い掛かった。刀を抜いて亡霊と切り結ぶ義経に弁慶は「刀では敵わないでしょう」と言い、数珠を揉み経文を唱え必死に五大明王に祈るとその祈りの力によって亡霊は鎮められ彼方の沖へ消えていった。
制作にあたり、東日本大震災で亡くなられた方へのご冥福を祈り、復興への願いを込めて・・・。
景清の牢破り(2013年)
源氏に捕らえられた景清は牢屋に入れられ、源氏方は平家が遺したとされる宝物の在り処を聞き出す為に拷問を繰り返した。
〜オフィシャルウェブサイトより〜
しかし景清は一向に口を割らず「敵からの物は口にしない」と水さえ飲まない、そこで源氏方は妻の阿古屋と娘の人丸を牢屋の前に連れて来て責め、これを見た景清は卑怯な手段に怒りを爆発させ、太い縄を引きちぎり牢の格子を蹴破り大暴れした。
ねぶたはこの「牢破り」の場面。
景清は源氏に生け捕りにされ、獄中で食を絶って自決した逸話から、庶民の英雄的存在になり数多くの伝説を残している。
最後まで抵抗した景清の姿は、敗者の意地と不屈の精神を表し、我慢強く信念を貫く日本人の心を表現している。
酒呑童子(2014年)
酒呑童子とは、大江山に住んでいたとされる鬼の頭領である。
〜オフィシャルウェブサイトより引用〜
帝の命により源頼光らによる鬼の討伐隊が結成され、一行は鬼の城に向かった。頼光は神より兜とともに授かった「神便鬼毒酒」を酒盛りの最中に飲ませて成敗した。酒呑童子の首は、切られた後でも兜に噛み付き最期に「鬼に横道なきものを」という言葉を残している。
酒呑童子の伝説は一般的に鬼退治の英雄伝ではあるが、当時の歴史的背景などから、様々な捉え方ができる物語である。
この場面では頼光に童子の首ではなく大杯をきらせた場面であり、偽りの酒宴ではなく、真に酒を酌み交わせる共存への願いを馳せ、現代社会の平和と明るい未来を切り開いていくことを合い重ねたものである。
ねぶた師「北村春一」の妻や子供と家族は?NHKドキュメンタリー
ねぶた師「北村春一」さんは結婚されており、妻の登志枝さんもねぶたの制作に関わっておられます。
また、父はねぶた師「北村蓮明」氏で、春一さんは父からねぶた師としての教育を受けました。
叔父もねぶた師「北村隆」氏、その娘さんで春一さんのいとこの「北村麻子」さんもねぶた師と青森ねぶた一家です。
叔父の北村隆氏は、平成24年に6代目ねぶた名人となっています。
青森ねぶたの制作技術が次第に高められていくに従って、ねぶた制作者は固定化、専門化していき、いつしか「ねぶた師」と呼ばれるようになっていきました。
〜日本の火祭り 青森ねぶた より引用〜
その中でも極めて高い技術でねぶたを制作し続け、ねぶた祭の振興に貢献してきたねぶた師を「ねぶた名人」に推奨し、昭和33年から平成2年まで4人がねぶた名人となりました。
北川金三郎さん(昭和33年受位)、北川啓三さん(昭和60年受位)、佐藤伝蔵さん(昭和61年受位)、鹿内一生さん(平成2年受位)の4人に続き、平成24年、22年ぶりに千葉作龍さん、北村隆さん2名のねぶた名人が誕生しました。
尚、春一さんには子供が3人いらっしゃいます。
家族総出でねぶたに取り組んでるんですね!!
ねぶた師「北村春一」の経歴とプロフィール!と妻や子供と家族は?NHKドキュメンタリーのまとめ
如何でしたでしょうか?
ねぶた師「北村春一」の経歴とプロフィール!と妻や子供と家族は?NHKドキュメンタリーについてお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました(^ ^)/