こんにちは。あーちゃんです。
今ではもう忘れかけていた、元銀行員「伊藤素子」による1億8000万円の横領詐欺事件。
そんな事件があったことすら知らない世代が大半だと思います。
模範囚として既に刑期を務め終えた伊藤素子さんですが、こんな事件を引き起こす原因となった当時の愛人だった彼氏「南敏之」という男はどんな人だったのでしょう?
イケメンだったという伊藤素子の彼氏(南敏之)の画像!を探してみました。
「好きな人のためにやった!」というセリフを言わせたほど、巧みに操っていたのでしょう。
この言葉は世間で流行語となり、話題に登ったものです。
40年の時を経て、1億8000万円という巨額の横領詐欺事件が「ワールド極限ミステリー」で取り上げられます。
当時、世間を震撼させ注目を浴びた事件なのですが、後にドラマ化もされたほど話題性に富んだニュースでした。
この事件は日本の犯罪史上、初めてオンラインを使った犯罪でしたが、伊藤素子をここまで行動させた動機は何だったんでしょうか?
個人的には、女性の身体と心をもて遊び、利用した南敏之のような男は許し難い存在です。
伊藤素子と南敏之の関係、事件を起こすまでの葛藤などを深掘りして行きたいと思います。
最後までお付き合いいただければ嬉しいです(^ ^)/
伊藤素子(いとうもとこ)の愛人だった彼氏(南敏之)の画像!
伊藤素子の愛人だった彼氏(南敏之)の画像
日大ギャング事件(1950年)の山際啓之です。
伊藤素子さんという一人の女性の人生を狂わせた男「南敏之」。
かなりのイケメンで尚且つ長身のハンサムな男性だったようです。
残念ながら、ネット上に南敏之本人の画像は流出していません。
既に事件から40年もの歳月が流れ、更に刑期が終了して出所してますから、画像は削除されているのでしょう。
色々なサイトで「南敏之」として使われているこの画像🔽🔽は、誤りで本人ではありません。
日大ギャング事件(1950年)の山際啓之です。🔽🔽
また、この画像🔽🔽も南敏之ではありません。
連続射殺事件(1968年)の永山則夫です。🔽🔽
情報というのは不確かなものですね。
画像が流出されていないと、余計に見たくなります!
南敏之がどんな顔をしてるのか、そんなに魅力的な男性だったのか益々知りたい欲求が出てきました。
南敏之という男はどんな人だったのでしょうか?
伊藤素子が南敏之と出会ったのは、三和銀行に入社して10年以上経ち、彼女が30歳を超えた頃でした。
それまで20歳の頃知り合った男性と不倫関係を10年以上続けていた素子にとっては、相手を吹っ切るためのいいタイミングで現れた訳です。
2度の中絶をしながらも、関係を断ち切ることができなかった不倫相手とも別れ、南にのめり込んで行きます。
イケメンで長身、女性の扱いが上手い南敏之にとっては、掌で転がすように素子を物にしたに違いありません。
知り合ってほどなく、素子は身も心も南の虜になってしまったのです。
南は既に妻子持ちでしたので、またしても不倫に足を突っ込んでしまいました。
「離婚するから待っていて欲しい!」の甘い言葉を、根が真面目な素子は鵜呑みにして信じて待っていたのです。
更に、「茨木霊苑」という1万坪もある墓地管理業をしている社長だと信じ込ませ、派手にキャデラックを乗り回し素子を手名付けました。
茨木霊園というのは、元妻の実家の持ち物だったにも関わらず、それも上手く利用したのです。
次第に、南は素子に金の無心をするようになりました。
入行依頼10年以上かけて貯めた900万の預金がなくなるのは、目に見えて早い物でした。
その当時に900万も貯めるということは、かなりしっかりした金銭感覚の持ち主だったと言えます。
素子の貯金が底尽きたと知らされた南は、勤めていた三和銀行から横領する計画を持ちかけ素子を引き摺り込んだのです。
そして「マニラに行って二人で日本料理屋を開こう!」の甘い誘い言葉に乗ってしまいました。
犯行を実行してすぐに横領した1億8000万の大半を南に渡し、自分は500万だけを持ってマニラに単身で飛び、南が追いかけて来るのをひたすら待っていました。
しかし半年間待てど暮らせど、南がマニラに顔を出すことはありませんでした。
南は日本で豪遊に浸る日々を送っていたのでした。
1億8000万円の巨額横領事件【ワールド極限ミステリー】
1981年3月25日、三和銀行の大阪、茨木支店で1億8000万円という巨額横領詐欺事件が発生しました。
当時、預金係をしていた伊藤素子(当時32歳)がオンラインを操作し、予め開設しておいた4支店の架空口座に入金を行ったのです。
25日という、給料日、支払日、決算日などが重なり銀行が忙しい日を選んでいます。
勤続14年の素子は真面目で通っており、周囲からの信望も厚い存在でした。
犯行を終えると、銀行には「歯医者に行く」と言って外出した後、大阪から東京へと向かい2度と銀行に戻ることはありませんでした。
東京に着いた素子は、口座から現金5000万と小切手8000万を引き出し、その大半を南に渡し自分は500万だけを持ち単身マニラへと飛び立ったのでした。
その間、約5時間の犯行でした。
勿論、後から南も後を追ってマニラに来ると信じて疑わなかったのでしょう。
でも、半年経っても、南がマニラに来ることはありませんでした。
そうこうしている内に、現地での知り合いに通報され、マニラ警察に身柄を拘束されることになります。
マニラで勾留中にメディアのインタビューに対し、「好きな人にあげるためにやりました」と答え、当時その年の流行語になったほどです。
その後、日本に護送され、日本での逮捕となったのです。
犯行から逮捕までわずか約半年の出来事でした。
1982年に大阪地裁は懲役2年6ヶ月の判決を下しました。
素子さんは控訴せず刑に服し、模範囚だったため2年で仮出所しています。
1990年に事件の事を周知している一般のサラリーマンの方と結婚をして、70歳を超えた今は穏やかな余生を送っていると思われます。
素子さんも良き理解者と巡り会えて静かな老後を過ごしていらっしゃるのでしょう。
いい景色を眺めながら笑顔になれる日常を送ってることを祈ってやみません。
何か、切ない事件ですね。。
伊藤素子の彼氏(南敏之)の画像と1億8000万巨額横領【ワールド極限】のまとめ
伊藤素子の彼氏(南敏之)の画像は、残念ながらネット上に流れていないようです。
刑期も終え出所したので、完全に削除されちゃったのでしょうか。
検索して出て来る画像は、間違っていますね。関係の無い他の人です。
一人の女性の人生を狂わせた男の顔を見たかったのですが、残念です。
長身でイケメン!とのことなので余計に見たくなったのですが、ありませんでした。
また、ワールド極限ミステリーで1億8000万巨額横領詐欺事件として取り上げられ、素子さんの周りが波立つことがないといいですね。
もう40年も経ち、罪も償ったのですから、静かな日常を送って欲しいと思います。